【いいとも青年隊】の工藤兄弟が、かつての栄光から一転、テレビ界から姿を消し、今や子供たちの体操指導者として新たな道を歩んでいる。彼らは「笑っていいとも」の8代目い友青年隊として大ブレイクし、数多くの人気番組に出演していたが、2008年に所属事務所を離れ、芸能界を後にした。
現在53歳の兄・純一郎さんと弟・高一郎さんは、幼稚園で運動を教える体操指導員として活躍中。彼らは毎週末、地方で指導を行い、平日は幼稚園での活動に追われる日々を送っている。彼らの指導スタイルは、子供たちに楽しさを提供しながら身体の使い方を教えることに重きを置いている。
工藤兄弟の過去の栄光は、当時のギャラ事情にも影響を与えていた。彼らは先輩タレントたちと同じギャラを得ていたが、人気が落ち着くとともにメディアへの出演も激減。双子というキャラクターを活かしたネタが受け入れられなくなり、結果として彼らは芸能界から距離を置くことになった。
今、彼らは新たな挑戦として、子供たちの成長を見守りながら、未来のオリンピック選手を育てることに情熱を注いでいる。工藤兄弟の姿勢は、ただの過去の栄光にとどまらず、次世代への希望を育む重要な役割を果たしている。