サミュエル・カイ・シュライバーって?

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ナオミ・ワッツと元パートナー、リーヴ・シュレイバーとの間に次男として誕生したサミュエル・カイ・シュライバー。トランスジェンダーである彼女が、母親譲りの美貌で美しすぎると話題になっています。
【写真】ナオミ・ワッツ次男、美少年→美女への変貌
2025年に入り、パリコレでモデルとしてランウェイデビューしたり、自身のアイデンティティについてついに公の場で語ったりなど、メディアへの露出が急増。一体どんな人物なのかに迫っていきましょう。
母はナオミ・ワッツで父はリーヴ・シュレイバーという生粋の2世セレブ

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2008年12月13日生まれのサミュエル・カイ・シュレイバー(以下、カイ)は、ナオミ・ワッツと元パートナー、リーヴ・シュレイバーとの間に次男として誕生。2005年より交際していた両親は、事実婚していたと言われており、2016年には関係を解消。
その後、両親はそれぞれ別のパートナーと結婚。母ナオミ・ワッツは、2017年から交際していたビリー・クラダップと2023年6月に結婚。一方の父リーヴ・シュレイバーも2017年から交際していたテイラー・ナイセンと、ナオミが結婚した1か月後の2023年7月に結婚し、2023年8月には娘が生まれています。
カイには、2007年7月25日生まれの年子の兄アレクサンダー・ピート・シュレイバーがおり、彼は、ロシア語でのアレクサンダーの愛称「サーシャ」と呼ばれることが多いそう。
モデルとしてランウェイデビューを果たした

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大手モデル事務所のIMGモデルズに所属し、モデルとして活動しているカイ。なんと2025年3月、パリ・ファッションウィークにてヴァレンティノのショーに登場し、ランウェイを闊歩。モデルとしてパリコレデビューを果たしました。
2024年には、母ナオミと共にディオールとバレンシアガのファッションショーのフロントロウで並んでいるところをキャッチされており、カイはファッション界へと急速に進出しつつある模様。
トランスジェンダーであることを公表。ジェンダーアイデンティティの苦悩も吐露

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インスタグラムのプロフィールに「she/her」と記載するなどして、自身のアイデンティティについて公に語ってはいなくとも、トランスジェンダーであることを明らかにはしていたカイですが、2025年6月、インタビュー・マガジンに対し、自身のジェンダーアイデンティティ(性自認)の苦悩について初めて告白。
幼いころから性自認に悩んでいて、大人になったらなりたいといつも思っていたのは、“マリリン・モンローのような女性”だったとか。
また、ファッションのロールモデルとして、自分より上の世代のトランスジェンダーの人たちの名前を挙げ、ファッション界にトランスジェンダーの強力なコミュニティがあることの素晴らしさや、彼らからインスピレーションを受けていることについても明らかにしました。

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去る2025年5月、父リーヴも初めて、カイのトランスジェンダーとしてのアイデンティティについて公に回答。
ヴァラエティ誌のインタビューによると、カイは両親たちにはっきりとカミングアウトをしたことはなく、ある時、“代名詞”(=ジェンダー代名詞のこと。性自認に合わせて「he/him」「she/ her」「they/them」が使われる)を変えるように頼んできたのだとか。
これはまさに感動的瞬間だったものの、一方で父リーヴにとってはカイはずっと女性的な存在だったため、大したことだとは思わなかったとか。
Kaori Takeuchi