SING LIKE TALKING佐藤竹善 西村智彦さんの最期は「眠るように」 作曲時の思い出も披露

佐藤竹善

【写真あり】61歳で死去した西村智彦さん

 佐藤は「もう発表されているのでご存じかと思いますけど、僕らSING LIKE TALKINGのギタリスト、西村智彦が他界しました」と改めて報告。4年半前にステージ4のBという状況だったことに触れ、「医者もびっくりするぐらいの回復を見せて一度がんが消えて。そこから4年半、いろんな活動をしながら再発にも負けず頑張っていたんですけど、最期はすやすやと眠るような感じで息を少しずつ浅くしていきながら逝ったそうです」と語った。

 さらに「いろいろ思うこと、語りたいことはありますが、今正式に発表されている文面で皆さん理解していただけるとうれしいなと思います」と話し、「僕は3歳から59年一緒にいましたから。その時間の中でのいろんなことを皆さんなりに思ってくださるとうれしい」と呼びかけた。

 番組では17年にリリースされた自身らの「6月の青い空」を流し、作曲当時のエピソードも披露。「西村くんが『テンポ127bpm以上の速い曲書くなよ、俺はもう年なんだから』なんて言って。『じゃあ126で書いてやれ』(と返すと)『同じだよ』なんて言われながら」と回想した。

 番組の最後ではリスナーからのメールについて「多分、西村くんへのいろんな思いをつづったメールをたくさんいただくと思います」と言及。「全部じっくり読ませていただきますけど、番組ではあえて触れないで楽しく。湿っぽいのが苦手だった西村くんの意向をくんで、今後はまたいつも通りの楽しい番組にしたいと思います」と思いを明かした。

 西村さんの訃報を受け、佐藤らメンバーは「正直、我々も実感が持てずにいます。ただ、幼少期から、人生の殆どの時間を共有してきた我々にとって、その存在は余りにも大きく、全く受け入れ難い事実であることは理解しています」などと、連名で喪失感を示していた。

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