フジテレビが新たな疑惑に直面しています。26日、同局の編成幹部が他局の女性アナウンサーを中井正浩との会食に同席させていたことが明らかになりました。この疑惑は、中井が抱える女性トラブルの影響で浮上し、局の存続が危ぶまれる中、スポーツニッポンの取材により報じられました。

一連の疑惑は、2023年6月に発生した女性トラブルの約半年ほど前に遡ります。取材によると、フジテレビの編成幹部がセッティングした会食には、他局の若手女性アナウンサーや人気男性タレントが参加しており、場は都内の飲食店で行われました。参加者は、編成幹部の指示で中井の隣に座るように言われ、リラックスした雰囲気の中、冗談交じりのやり取りが行われていたとのことです。

この会食の翌日、女性アナウンサーは危険を感じたのか、早めに店を退出しました。フジテレビでは、今回の件が報じられた後、社内調査が行われ、他局の女性アナウンサーも事実を報告したことから、業界内での情報共有が進んでいることが示されています。

フジテレビは27日午後4時に記者会見を開く予定ですが、疑惑が広がる中、経営陣がどのように説明するのか注目が集まっています。また、業界内では中井と共に会食に参加した他の男性タレントの名前が挙がらないことに疑問の声も上がっています。

フジテレビの経営陣には、今回の疑惑に対する迅速かつ誠実な対応が求められており、社内の信頼回復に向けた改革が急務となっています。今後の会見や報道により新たな事実が浮上する可能性もあり、業界全体が注視しています。