元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が、同局の現役アナウンサーに対して厳しい批判を展開しました。1月20日に放送された「目覚まし8」での小室えり子アナと酒主アナの涙の訴えを受け、長谷川氏は自身のSNSで実名を挙げながらその姿勢を糾弾しました。彼は、同僚である渡辺長アナウンサーの苦しみを無視し、当時の状況に対する無理解を指摘し、「お前らは同僚ではなかったのか」と問いかけました。
長谷川氏は、体重が42kgまで減った渡辺アナの苦悩を引き合いに出し、当時のフジテレビの内部で声を上げることができなかった同僚たちにも責任があると主張しました。また、酒主アナに対しては「プロなら感情を出すな」と厳しい言葉を投げかけ、視聴者に対して冷静な報道を求めました。
さらに、長谷川氏は、フジテレビの報道姿勢や他のメディアの反応についても言及し、特に高島彩アナウンサーが何もコメントしなかったことに失望感を示しました。「フジテレビは説明責任を果たすべき」とし、現状のままでは問題が解決しないとの見解を示しています。
長谷川氏の発言は、フジテレビ内の人間関係や報道の在り方に一石を投じるものであり、視聴者の関心を集めています。彼は「有名アスリートが結婚相手に女子アナを選ばない時代」とも表現し、女子アナ全体に対する世間の厳しい目を強調しました。この問題は、メディア業界全体にわたる重要な課題として注目されています。