7日のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は、第34話「ありがた山とかたじけ茄子」が放送された。
田沼意次(渡辺謙)の失脚により、側近達が次々と粛正されていく。土山宗次郎(柳俊太郎)は公金横領の罪で斬首。白装束姿の最期に合わせ、ナレーションで「妾 誰袖は押込の刑」と説明された。
すでにクランクアップ報告されている誰袖(福原遥)だが、さらりと怖い情報が差し込まれ、ネットも悲鳴。Xでは「誰袖花魁、『押込』って何なん…??何かしらの処分が下ってるのが悲しい。」「押込の刑ってなに?」「『押込の刑』は調べたら自宅謹慎処分だった。一安心。」「誰袖と思われる土山の下女が押込(自宅軟禁)の刑に処されたのは史実ですが、その自宅は大文字屋の離れと思われるので、べらぼう誰袖さんの暮らしは大きく変わっていないでしょう。ちなみに事件後、誰袖がまた大文字屋の店に出ているという噂もありました。」「土山宗次郎の失脚と共に押込の刑に処されたのね。何とも言えぬ悲しい結末」「土山が失脚し、誰袖も押込の刑に処された場面がでてきましたね。後に誰袖は吉原に戻ります。遊女が幸せになる道などほぼ無かったと現実を突きつける森下脚本…べらぼうに地獄ですな!」などの声が並んだ。
公式サイトでは「死罪となった土山。『続徳川実記』には『身持ち宜しからず、遊女に馴染み、身請け致し妾に召し仕う』と誰袖の件も罪状に挙げられ、彼女も“押込”の刑を受けました。自身の家で門を閉ざし、自室か土蔵に最短20日・最長100日閉じこもるもの」と補足されている。
そこまで残酷な刑ではないようだが、人気キャラの悲劇的なその後に悲しみの声が広がった。