歌手で俳優の福山雅治(56)が26日、都内で主演映画「ブラック・ショーマン」(9月12日公開)のレッドカーペットイベントと完成披露舞台あいさつに登場した。
一流マジシャンの役らしい粋な演出で会場をわかせた。福山は黒のコーデで白いドレス姿の有村架純(32)とレッドカーペットに姿を見せ、ファンの声援に手を振ってこたえた。そして「やっと公開することができます。隙のない、見応えのある作品になりました」と作品の出来栄えに自信をにじませると「It’s Show Time」のかけ声とともに右手から糸を放つマジックでイベントを締めた。
映画館での舞台あいさつでは、現場の福山の様子にキャスト陣は大盛り上がり。犬飼貴丈(31)は「小さい頃から作品も見て、歌も聴いていたので『本物の福山雅治だ!』って思っていたら、クランクアップしていました」と恐縮。日本語版吹き替え声優として映画「ウィッシュ」(23年)で共演した生田絵梨花(28)は「いつか実写で、と話していたがこんなに早く実現するとは。願いがかないました」と感激していた。
また成田凌(31)が「(現場で)『どうしてそんなに美しいのか』と聞いたら『日焼けしないこと』と言っていたので、(自分も)次の日から日焼け止めをするようにした」と明かすと、福山は「乾燥肌なんですよ。ダメージに弱いんで」と照れくさそうに語った。
福山は18日発売の「女性セブン」の記事で懇親会の場で性的内容を伴う発言をしたことを報じられてからこの日が初の公の場となったが、一連の騒動には言及しなかった。同記事で福山は「深く反省しております」とコメントしていた。