北海道で緊急事態発生!猟友会がクマ駆除を拒否し、道内でのクマ祭りが開催される危険な状況に突入しています。9月1日から始まる新たな緊急重量制度を前に、北海道猟友会は全71支部に対し、発砲を断る方針を通知しました。この決定は、発砲による人身被害の責任をハンターが負う可能性があるためで、今後のクマやイノシシの出没に対する対応が懸念されています。
市街地でのクマ出没が増加し、国は超獣保護管理法を改正。これまでの厳格な発砲規制が緩和され、市町村の判断で発砲が可能となる一方、猟友会は環境省に対し、発砲による人身被害時のハンターの身分保障を求めています。しかし、環境省からの十分な回答は得られておらず、猟友会の堀江市会長は、要請があった場合でも発砲を断る可能性があると警告しています。
この状況は、住民の安全を脅かす重大な問題です。クマによる被害が増加する中、ハンターが発砲をためらうことで、さらなる危険が生じる恐れがあります。「命がけで駆除している人に対する扱いがひどすぎる」との声も上がっており、責任の所在が問われています。市町村は住民の安全を確保する責任があるにもかかわらず、民間団体にその責任を押し付けるのは不適切です。
北海道におけるこの緊迫した状況は、今後の動向に注目が集まります。住民の安全とハンターの権利が交錯する中、解決策が急務です。