51歳の大阪市職員が走行中の電車内で、20代の女性に下半身を押し付けた現行犯で逮捕されました。
大阪府の迷惑防止条例違反の現行犯で逮捕されたのは、大阪市都市交通局の51歳の担当課長の男です。
警察によると男は1日午前、大阪府内を走行中の電車内で、20代女性の前に立ち服の上から下半身を押し付けたということです。
別件の捜査で男を警戒していた捜査員が、今回の事件を目撃し、発覚しました。
男と被害者は面識がないということです。
警察の調べに対し男は「何の弁解もありません。間違いありません」と容疑を認めています。
大阪市によると、男は大阪メトロと大阪シティバスの業務や経営の監理を行っていて、1日は出勤日でした。
警察は余罪があるとみて詳しく調べています。
職員逮捕を受けて大阪市の都市交通局は「今後、事実関係を確認したうえで厳正に対処してまいりますとともに、服務規律の確保について重ねて徹底し、市民の皆様の信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。